子育て中の腱鞘炎の予防は実は簡単。授乳体制や抱っこの仕方を工夫するだけ!

B!

こんにちは。バイリンガルママのソフィアです。

今回は、子育て中の腱鞘炎の予防法をご紹介します。多くのお母さん達が悩む腱鞘炎。ひどくなると、大事な赤ちゃんを抱っこできなくなります。そして、手首や親指に激痛が走るまで腱鞘炎が悪化すると回復までに時間がかかります。

第一子の子育て中に腱鞘炎で苦労した体験をもとに、第二子の子育て中に実施して効果のあった予防対策をご紹介します。是非参考にしてくださいね。

子育て中の腱鞘炎予防にはまず「体をほぐす」

体をほぐす(肩、首、腰、手首回し)

別の記事の対処方法でも記載しましたが、全ての筋肉は繋がっています肩や首、腰が全く凝っていないのに、手首の腱鞘炎にだけなる人というのはいないそうです。
そのため、気が付いたら肩回し、首回し、腰回しや手首回しをしてほぐしましょう。簡単な方法ですが、毎日の積み重ねです。

手首を使う動作を少なくする

一般的なことですが、以下にまとめました。
しかし、家事はまだしも子育てはノンストップなので、安静に出来ないのが辛いところですよね><

・スマホを長時間、親指でいじらない
・包丁やお箸をなるべく使わない
・鉛筆を握らない
・ピアノやバイオリンといった楽器の練習を中断する
・テニスなど手首に負担のあるスポーツもお休みする

子育て中の腱鞘炎予防にはベビーカーが有効

抱っこ < 抱っこ紐/おんぶ紐  < ベビーカー

赤ちゃんのお世話はエンドレスです。
家族や親せきに面倒を頼むといっても、同居していない限りママが日中は一人で見ることが多いですよね。(特に都会では)
そんな時は、抱っこより抱っこ紐(おんぶ紐も個人的にはおすすめです)、抱っこ紐よりベビーカーのほうが手首への負担は軽減します。

自宅の中でも、辛いときは抱っこ紐やおんぶ紐を利用しましょう。

外出時は、抱っこ紐やおんぶ紐でもよいのですが、腰や肩へ負担がかかると結果的に手首の調子も悪くなります。
(筋肉はすべては繋がっているため)
そのため、可能であれば外出時はベビーカーの利用がおすすめです。

 

Buddy Buddy おんぶ紐

私はこちらのおんぶ紐を愛用していました。保育園でもこちらを先生達が利用されている昔ながらのおんぶ紐です。

子育て中の腱鞘炎予防には「授乳体制」が重要

授乳クッションを使う

首が据わる前の赤ちゃんを支えながら授乳するのは、結構疲れます。
手首にも負担がかかるので、私は二回とも授乳クッションが手放せませんでした。
もし、授乳クッションを利用されないのであれば、赤ちゃんの首を支えるとき、なるべく腕と身体全体で支えて下さいね。
そのためには、脇を締めるのがポイントです!(次で詳しく記載しています)

子育て中の腱鞘炎予防には「抱っこの仕方」が最重要

抱っこするときは、手首だけでなく腕全体を使う

難しいですが、慣れると簡単にできるようになります。
要は、赤ちゃんを抱っこするとき筋力がないのに手首だけで抱っこをしようとするから、手首に負担がかかり痛くなるのです。
そのため、以下2点に注意しましょう。

1.抱っこするときは脇を締める
これだけでも、腕全体で抱っこするので手首への負担は軽減します。2.抱っこするときは、手のひらを下にする
人間が普通に子供を抱っこするとき、手のひらは上を向いています。
そこを下にすることで、特に上腕の筋肉全体が使われ、手首への負担が軽減するのです。

抱っこをするときタオルを使う

これは、私が実践してとても効果が高かった方法です。(第二子出産後、手首がやばい状態だったのが、この方法を思い出し実践したら危機を乗り越えました)

首が座っていない赤ちゃんを抱っこするときに、手首を支えるために変に手首をねじるのが育児中の腱鞘炎の大きな原因です。
次にご紹介するのは、なるべく手首をねじらないで赤ちゃんを抱きあげる方法になります。

手首に負担のない抱き上げ方

1.赤ちゃんを寝かせるときは、必ずバスタオルの上に寝かせる

2.抱っこするときタオルの両端を合わせる

3.自分の手首を、赤ちゃんの首の位置に、タオルの下から入れ赤ちゃんの首を支える。
その際、赤ちゃんの首の後ろを自分の手首ではなく肘あたりで支えると、手首への負担が軽減される。

4.2で合わせたタオルの両端と3でいれた肘の内側を使いながらを赤ちゃんを持ち上げる

これは、例なのでしまじろうくんに登場して貰いましたが、実際は赤ちゃんをこのように抱き上げていました。
バスタオルを使用すると良いと思います。個人差があるとは思いますが、我が家は57cm*124cmのバスタオルがベストサイズでした。

 

ナオミイトウのたまごマットおくるみ

私は、第二子出産後は、お祝いに頂いた「ナオミイトウのたまごマットおくるみ」という商品も利用していました。
マットに適度な柔らかさがあるので、赤ちゃんも気持ちよく眠れ、ママは持ち上げるのが楽なので腱鞘炎予防と対処療法が可能です。手首に痛みを感じるときは、常に赤ちゃんをこのおくるみに入れておきましたね。おくるみ無し時に比べて、半分くらいの力で赤ちゃんを持ち上げられるので手首への負担が軽減しかなり助かりました^^

これの素晴らしい点は、マジックテープで赤ちゃんをおくるみで包めるところです。お母さんのお腹にいた時を思い出す体制らしく、落ち着いてすやすやと眠ってくれます。そして、そのまま床やソファに放置しておけるので忙しいお母さんには特におすすめです!

子育て中に腱鞘炎になってしまったら

どんなに気を付けていても子育て中に腱鞘炎になってしまうお母さんは多いものです。そんな時はまずはご自分を責めないでください。ただ、終わりのない子育て中の腱鞘炎はとても不安なもの。

実際に手首や親指に痛みが走った時は、こちらの記事を参考に対策を講じてくださいね>>育児中に抱っこで腱鞘炎?対策を一挙ご紹介!サポーターでも治らない人は鍼(パイオネックス) 

まとめ

今回は、子育て中の腱鞘炎の予防方法をご紹介しました。子育て中は、とにかく手首と身体を使います。授乳体制や赤ちゃんの抱き上げ方や抱っこを工夫するだけで、手首への負担は軽減することが可能です。

今日から是非実行して、みなさまが手首に負担のない子育時間を送れますように!

★子育て中の腱鞘炎の人気記事はこちら★

最新の記事はこちらから