こんにちは。バイリンガルママのソフィアです。
今回は、USCPA(米国公認会計士)合格に必要な英語力を探ります。巷ではTOEIC600あれば合格できるという噂がありますが、本当でしょうか。当記事は以下のような悩みを持つ人に向けた記事です。
・USCPA(米国公認会計士)に必要な英語力が実際どのくらいか知りたい人
・USCPA(米国公認会計士)に興味があるけど英語が苦手な人
・英語が得意だからUSCPA(米国公認会計士)を取得しようとしている人
・今の仕事に疑問を持っていてモヤモヤしている人
そういうあなたは誰?という方は、こちらの記事をどうぞ>>月収18万円のふわふわOLだった私が5年後に年収1千万円にまでなった転職術とその秘訣
USCPA(米国公認会計士)とはどんな試験か?
どのくらいの英語力が必要かを知るには、まずUSCPA(米国公認会計士)とはどんな試験かを知る必要があります。
試験はすべて英語
USCPAは米国公認会計士といわれるように、アメリカの国家資格です。そのため、当然試験はすべて英語です。
「え?でも日本で受けられるって聞いたよ・・・」と思われた方。
はい、ここ10年くらいは、試験自体は日本でも受験可能です。しかし、あくまでも受験地が日本になっただけであり、試験そのものはアメリカの国家資格なので、今でも(そして恐らく今後も)試験はすべて英語で出題されます。
しかし、ひとつ嬉しいお知らせが!
色々批判されることの多い日本の英語教育ですが、USCPA(米国公認会計士)の受験者にとっては日本の英語教育は逆に強みになります
必要な英語は読み書きである
USCPA(米国公認会計士)に必要な英語力は実は読み書きが中心です。日本人が苦手とされているヒアリングやスピーキング力は試験には必要ないんです。むしろ日本人が得意とされる読み書きが中心なんです!
TOEICのようにヒアリングはないですし、英検のように面接形式のスピーキングもありません。
USCPA(米国公認会計士)の試験は、ひたすら問題を読んで4択から答えを選ぶマルティプルチョイス形式が9割です。(ライティング試験は少しあります)
どのレベルの英語力で出題されるのか
USCPA(米国公認会計士)の試験には難解な英語は使われていません。そのため、大学受験等で難しい英語の読解問題に取り組んだ方々にとっては単語力や語彙力的にはむしろ簡単に思われるかと思います。
求められるのは上級な語彙力や読解力ではなく、いかに早く多くの英語を読んで理解できるかです。
USCPA(米国公認会計士)に必要な英語力はどのくらい?
USCPA(米国公認会計士)の試験にはどんな英語力が必要か、そしてどんなレベルの英語で出題されるのかを理解したところで、合格するのに必要な英語力はどのくらいか検証してみましょう。
TOEIC600で本当に合格できるのか?
結論からいうと、合格はできるとは思います。しかし、正直なところ試験の英語を理解するのに時間がかかるので、時間切れになってしまい全問回答できず、結果的に科目合格が出来ず、合格まで時間がかかるというリスクがあります。
「じゃ、英語力をつけてからUSCPA(米国公認会計士)にチャレンジすればよいの?」と思われるかもしれませんが、それでは合格まで時間がかかってしまいますし、モチベーションが続かないリスクがあります。
TOEIC600の人におすすめの勉強法
そのため、TOEIC600あるのであれば、USCPA(米国公認会計士) の勉強をまず開始して、USCPAの勉強する過程で英語力をあげていることをおすすめします。(勉強していけば意図しなくても間違いなく英語力はつきます)
出来れば、同時に英語力もあげていきたいですが、USCPAと英語の両方の勉強をすると時間と労力が分散されてしまい、どっち付かずになってしまいます。その結果、どちらも結果が出辛くなるので、私は息抜きに英語でテレビ・ドラマ・映画をみたり、洋書を読むことをおすすめしています。それでも十分に英語力はつきます。実際、私は英単語帳を使わずにTOEIC900になりました。詳細はこちらの記事をご参照ください>>>国際機関や海外勤務を希望の方★英語力の伸ばし方
TOEIC600ない人の攻略法
TOEIC600 ない人のUSCPA(米国公認会計士)攻略法は2つです。タイプ別にご紹介します。
1. 経済学部等出身で経済に明るい人や経理実務経験者
経済学部等出身で経済に明るい人や経理実務経験者はTOEIC600 なくても、USCPAの勉強を始めましょう。知識が英語力不足を補ってくれます。余力があれば、息抜きに英語でドラマを視聴したり洋書を読みましょう。
2.経済学・経営学・会計学の知識がなく経理実務経験者でない方
経済学・経営学・会計学の知識に乏しく、経理実務経験者でもなく、かつTOEIC600以下の場合は、USCPA(米国公認会計士)の教科書に記載されている内容と英語を理解するのに時間がかかってしまう可能性があり、合格まで時間がかかってしまいます。そのため、まずはTOEIC600を目指しましょう。その場合は、ドラマを英語で観たり、洋書を読んで英語の総合力をあげるより、短期間で英語力をあげる「英語の勉強」をおすすめします。
それと同時に、USCPA(米国公認会計士)の専門学校の無料セミナーなどに出席し、情報収集しておきましょう。
USCPA (米国公認会計士)の試験を「かんたん」と言う方もいますが、アメリカの国家資格である以上「かんたん」ではありません。そして、英語力がないとUSCPAの勉強を開始しても最後まで続けられない可能性があります。
そのため、適性検査のつもりでTOEICを受けてみてください。600点程度あれば、英語アレルギーはないと判断出来ます。残念ながら600点とれないと、少し厳しいことを言いますが、英語オンリーの試験に合格するのは難しいかもです・・><
英語力があれば早く合格できるの?
ここまで読んで「う~ん、やっぱり英語力がないと合格は難しそうだな・・・」とTOEIC600前後の方はもしかしたら落ち込んでしまったかもしれません。そんな方に、朗報があります!
TOEIC900でも合格に3年近くかかった人がいます。
はい、それは、私です!!
私は海外文化が好きな母のもとで、海外ドラマを英語で観て育ちました。そのためUSCPA(米国公認会計士)の勉強開始時はTOEIC900程度でした。一般的に見ればわりと英語力がある方です。
では、その私がなぜ合格まで3年近くかかったのか?
「きちんと勉強してなかったからじゃないの~?3年のうち、1年間勉強してなかったとか言うんじゃないの?」と思われましたか?
残念ながら(?)きちんと同じペースで週20時間ほど勉強しておりました。しかし3年かかりました。
なぜか????
答えは明確です。「USCPA(米国公認会計士)の試験は英語の試験ではない」からです!!!
つまり、USCPA( 米国公認会計士)は 経済、経営、会計、経理、簿記、監査、ITの総合力を試される試験なのです。それがたまたま英語で出題されるのです。そのため、英語力があっても肝心の知識がないと合格できないのです!
英語力より大切なのは総合的な経済と会計知識
USCPA(米国公認会計士)の合格には、 英語力より経済、経営、会計、経理、簿記、監査、ITの総合的な知識が大切です。そのため、TOEIC 600前後でも経済や会計全般に明るければ、私より早く合格できると思います。なぜなら、USCPA( 米国公認会計士)合格に必要なコアな知識をすでに身に付けているからです。
まとめ
今回は、USCPA( 米国公認会計士)の合格に必要な英語力を実例をもとに探りました。アメリカの国家資格なこともあり、多くの受験者は英語力ばかり気にしてしまいますが、実は英語力より大切なのは経済、経営、会計、経理、簿記、監査、ITの総合的な知識です。
ここまでの話をまとめます。
・USCPAの試験には難しい英語は使われない
・USCPA合格に必要な英語力は読み書きのみ
・USCPA合格の秘訣は「多くの英語を早く読んで理解する力」
・USCPA合格には英語力より経済と会計全般の知識の方が大切
・TOEIC600以上ならUSCPAの勉強のなかで英語力をあげる
・TOEIC600以下でも経済や会計の知識があるならUSCPAの勉強を開始する
・TOEIC600以下かつ経済や会計の知識がないならまずはTOEIC600を目指して自分の適正をみる
USCPA(米国公認会計士)に興味を持った方
最後にこの記事を読んで「私も、僕もUSCPAにチャレンジしてみようかな」と思われた方、私もUSCPAを取得するのにお世話になった業界No1専門学校のアビタスの無料セミナーで情報収集してみましょう。
1. 無料
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