こんにちは。バイリンガルママのSofiaです。
軽井沢観光地の一つに重要文化財に指定されている旧三笠ホテルがあります。新緑と紅葉の季節は特に見事なカラマツ通りとして有名な三笠通りを北上すると右手に見えてきます。
今回はこの旧三笠ホテルのご紹介をします。
旧三笠ホテル 基本情報
カラマツ通りとして有名な三笠通りを北上すると右手に見えるのが旧三笠ホテルです。
住所 | 軽井沢町大字軽井沢1339-342 |
電話 | 0267-42-7072 |
開館時間 | 9:00-17:00(入館は4:30まで) |
休館日 | 年末年始(12/28~1/4) |
入場料 | 大人400円、小人200円 文化の日無料 |
歴史
三笠ホテルは日本有線や明治製菓の重役を務めた実業家の山本直良が1903年(明治36年)に創業しました。設計は岡田時太郎。全て日本人によって作られました。伝統によるシャンデリア照明や、水洗便所、英国製のカーペットなど、当時の最先端・最高級の設備が整えられました。初めは外国人利用客が多かったですが、次第に近衛文麿(内閣総理大臣)・渋沢栄一(実業家)・大隈重信(政治家)など著名な政財界人が数多く滞在するようになりました。
これらのお名前・・・日本史の授業で出てきたのを覚えていますか?・・・・・私はぼんやりと・・・・苦笑
例えば、渋沢栄一は朝ドラ「朝がきた」で銀行の神様として三宅裕司さんが演じていました。
大隈重信は早稲田大学の創設者ですね。
小説家有島武郎の妹(愛)が山本直良に嫁いでいます。
この時代の著名人達は色々なところで繋がっているんですね。
上皇后美智子様が宿泊された?
2019年5月から上皇后となられた美智子様がご結婚前の独身時代、正田美智子様としてご家族で夏休みに宿泊されていたようです。
宿帳
宿帳に美智子様のお名前があるのが分かりますか。上から、正田富美子(美智子様のお母様)・巌(お兄様)・美智子(ご本人)と記載されています。
Aug.25thにチェックインされ、29thにチェックアウトされていますね。
お部屋
こちらが、宿泊されたとされているお部屋です。軽井沢のテニスコートで平成天皇と知り合われたとのことなので、もしかしてその時もこちらのホテルにお泊まりになられていたのかもしれないですね・・。そんな、長い歴史のある旧三笠ホテルです。
まとめ
軽井沢の鹿鳴館といわれ社交場として栄えた重要文化財の旧三笠ホテルをご紹介しました。1903年から1970年まで67年わたり営業された歴史あるホテルは新緑・避暑・紅葉のどの季節に来てもそれぞれの表情があり美しいです。
是非観光に訪れて下さいね。車だけで無くレンタサイクルでカラマツ通りを走るのも気持ちが良いですよ^^
おまけ 三笠珈琲店
最後に旧三笠ホテルの少し先左手に駐車場があります。そちらの近くにあるのが軽井沢 三笠珈琲店。横を川が流れていて独身時代、旦那さんと外のテラス席でのんびりとお茶をしました。新緑の季節も川の音だけが聞こえひんやりとして気持ちが良かったですが、紅葉の季節は紅葉がきれいですね。
こちらで有名な三笠ホテルのカレーが食べられますよ。観光の合間に一休みするのにオススメです♡
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