当記事では、ごぼうし(牛蒡子)がどう母乳育児の必需品であり、辛い乳腺炎と縁を切れるのか、を私の実体験に基づき説明した記事です。
乳腺炎や母乳の詰まり、胸のしこりや痛みって経験しないと分からない辛さがありますよね。
授乳中はオキシトシンが放出され幸福感が高まるそうですが、あの痛みが走ると幸福感にも陰りが見えてくると感じるのは私だけでしょうか。
今回は、胸のトラブルが多少あっても「大事な我が子は母乳で育てたい!授乳は諦めたくない!」というお母さんにお届けする記事です。
母乳過多で乳腺炎に悩んだ私が子供二人の授乳中に継続的に飲んだ「ごぼうし/牛蒡子という漢方茶」をご紹介します。
目次
ごぼうし(牛蒡子)が母乳育児の乳腺炎に効果あり?
まずは、ごぼうし(牛蒡子)とは何かをおさらいしましょう。
漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。キク科ゴボウの種子を乾燥したもの。鎮痛、強壮などの作用がある。煎(せん)じて飲むと腫(は)れ物に効く
ごぼうし(牛蒡子)と「ごぼう茶」の違い
ごぼうし>>>漢方の一種でキク科ゴボウの種子を干したもの
ごぼう茶>>>野菜のごぼうを使ったお茶
ごぼうし(牛蒡子)が母乳育児の乳腺炎に効いた個人的体験
ごぼうし(牛蒡子)は母乳育児で乳腺炎に悩まされていた私が、通っていた助産師さんに勧められ飲み始めました。
2回の母乳育児中にごぼうし(牛蒡子)を煎じて飲んでいましたが確かに効果があります^^
正直このごぼうし(牛蒡子)の存在を知っていたので、そしてその効果を1人目の時に実感していたので、2人目出産後に多少胸が張ったりチクチクしても怖くありませんでした。
そして、ここだけの話(師匠の助産師さんに内緒にしていましたが)チョコとかもちょこっと食べて生活に潤いを出していました 笑。
だって、自分には必要な食事制限だと理解はしていましたが、修行僧みたいで凡人の私にはちょっとキツかったので・・・(^^;)
実は、第二子出産後、頂き物のチョコを食べて出産直後の数日間は胸がぼこぼこになり石のようにガチガチになってしまい痛くて痛くて眠れませんでした><
旦那さんに急遽、冷凍庫に眠っていた牛蒡子を煎じて持ってきてもらい飲んだところ、翌日から痛みが治まったので、即効性もあります!!
詳細はこちらの記事でどうぞ>>【愛育病院】帝王切開手術出産の入院生活前半(第二子編)
母乳育児中でも乳腺炎で悩んでも大丈夫!ごぼうし(午房子)の煎じ方
ごぼうし(牛蒡子)の飲み方は簡単で、15-30分ほど煎じて飲むだけです。
ごぼうし(牛蒡子)の飲み方 ステップ1
600mlのお水に牛蒡子10-30g(大さじ1-3程度)を入れ沸騰させる。張りや痛みが強いときは大さじ3、それ以外の日は胸の調子を見ながら大さじ1-2程度煎じていました。
ごぼうし(牛蒡子)の飲み方 ステップ2
弱火にして30分ほど弱火で煮出す。表面にポコポコが数個出来る程度の火加減
ごぼうし(牛蒡子)の飲み方 ステップ3
30分後、水が2/3~1/2程度になって煮詰まれば完了
ごぼうし(牛蒡子)の飲み方 ステップ4
濾して飲みます。漢方なので食前など空腹時に飲むと更に効果あり
毎日煎じるのが大変な方は、2日分まとめて煎じて冷蔵庫保存するのがオススメ。
ごぼうし(牛蒡子)を、より母乳育児中の乳腺炎に効果を出す飲み方
私も母乳育児中ずっとこのやり方でした^^
ごぼうし(牛蒡子)はどこで買えるか
私は近所の漢方屋さんで購入していましたが、近所に漢方屋がある方が稀かもしれませんね。
私も帰省中などは、アマゾンのこちらの商品(1980円)を購入していました。
ごぼうし(牛蒡子)の評判・・・
私の個人的な経験だけでは納得頂けないかもしれないので、神奈川県横浜市の産婦人院のブログにも牛蒡子に助けられた先生のお話が掲載されていたので、シェアさせて頂きますね。
私は産後、繰り返す乳腺炎に悩まされた時にこの牛蒡子を煎じて飲み、しこりや痛みの辛さから助けられました。個人差はありますが、独特の苦みがあり慣れるまでは飲みにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
当院でも入院中に牛蒡子をお試しいただき、母乳育児を望まれているお母さんのサポートに役立てたいと考え、検討を重ねております。
ごぼうし(牛蒡子)は母乳育児の乳腺炎に効果的!のまとめ
乳腺炎や母乳の詰まりに効果のあった漢方のお茶、牛蒡子(ごぼうし)の効果と飲み方をご紹介しました。
母乳育児中、2割~3割のお母さんが悩まされる母乳のつまり、胸のしこりや痛み。お母さんが辛い思いをするのは可愛い赤ちゃんも望んでいません。
牛蒡子(ごぼうし)は、個人的には母乳育児中かなりお世話になりましたし、母乳の詰まりや乳腺炎でお困りのお母さんにはお勧めです。是非ご自分に合った解消法を見つけ、赤ちゃんとハッピーな授乳時間をお過ごし下さい^^
☆こちらの記事も参考にして下さいね