こんにちは。バイリンガルママのSofiaです。
今回は、英語の中でもイディオムを取り上げます。
イディオムは慣用句のようなもので、いくつかの単語が合わさることで一つの意味を持ちます。その為、一つ一つの単語が分かってもイディオムの意味が分からないことも多いです。そして、このイディオムはネイティブが好んで使う表現なのです。
有名なところで、It's a piece of cake.(そんなの簡単だよ)She's on the go.(彼女はいつも忙しくしている)等があります。
イディオムは数多くあるので、ハロウィンの時期に覚えたいspookyなものをご紹介します^^
Spookyなイディオム
※spookyはこわ~いと言う意味です。ここではハロウィンの時期にちなんだイディオムなので(魔女、こうもり、お化け、血等が使われている)冗談でspookyなイディオムと表現しています^^
witching hour
witching hourは魔女が活躍する時間⇒真夜中という意味です
日本語では丑三つ時という言葉がありますよね。幽霊に遭遇する時間として知られ夜中の2時頃を指しますが、witching hourは真夜中12時を指します。
去年のハロウィンは、ナイトメアビフォアクリスマスを真夜中まで見ちゃったよ。
stab in the back
stabはナイフで刺すという動詞です。backは背中。その為、背中を刺す⇒裏切るという意味になります。(文字通り「背中を刺される」という意味でも使われます)
私の父に限ってあなたを裏切るはずがないわ。
ghost town
ghost townはゴーストタウンという日本語にもなっているのでわかりやすいですよね。人がいない閑散とした町や廃墟を指します。
私の町は夜8時になるとゴーストタウンになるのよ。だって、何もすることがないんですもの!
the cat’s out of the bag / let the cat out of the bag
袋(bag)に入れて隠していた猫(cat)が飛び出す⇒ 秘密を漏らす、隠し事が暴かれるという意味
赤ちゃんが生まれることを誰にも言うつもりが無かったのに、私も母がFacebookに載せちゃったのよ。だからもうみんな知ってるわ・・><
blind as a bat
batはバットマン(batman)のコウモリですね。コウモリは目が見えないと言われています。その為、コウモリのように目が見えない⇒全く目が見えないという意味です
お爺ちゃんは運転するべきでは無いのよ。だって彼全然目が見えないのよ!
blood run cold
blood run cold⇒血が冷える⇒寒気がする程怖い、肝を冷やす、ぞっとするという意味になります。
窓をたたく音を聞いたときゾッとしたわ。
make one's blood boil
血を沸騰(boil)させる⇒ 血が沸騰するほど怒る⇒ カンカンに怒るとなります
彼が友達の前で私のこと無視したとき、本当に腹が立ったわよ!
dig one's grave
自分の墓(own grave)を掘る(dig)⇒ 墓穴を掘る、自滅するとなります。
サリーは上司と浮気してその内自滅するよ。
skeleton in one's closet / skeleton in the cupboard
骸骨(skeleton)がクローゼットや食器棚にいる⇒外には知られたくない隠し事⇒内輪の恥、人に知られたくない隠し事を表します。
(選挙などで候補者が自分はクリーンだと主張する場で)私は何も隠し事はないですよ。
skeleton staff
必要最小限の人員、とても少ないスタッフを表します。
6人という少ない人員でこのプロジェクトに取り組んでいます。
night owl
夜のフクロウ(owl:アウルと発音)⇒夜活動する⇒夜型の人間をさします。
私は夜型です。
反対の朝方は I'm a morning person/an early bird. と表現します。
like a bat out of hell
こうもり(bat)が地獄(hell)から出てくるように⇒ きっとコウモリだって地獄にはいたくないでしょうね・・⇒猛スピードでという意味になります。
彼女は猛スピードで通りを走っていった。
scared stiff
怖くて硬くなる(stiff)⇒ゾッとする、ビックリする
シャワーで大きな蜘蛛を見たとき、ゾッとしたわ!
death trap
死の罠⇒ 人を死に追いやる危険性のある建物や乗り物を指します。
あのローラーコースターは危ないね。修理しないとそのうち崩壊するよ。
come back to haunt someone
hauntはディズニーランドのホーンテッドマンション(お化け屋敷)に使われていますよね。hauntedはお化けに取り憑かれるという意味があります⇒ 何かに取り憑かれる⇒ 嫌な記憶を思い出して悩む、昔のトラウマに取り憑かれるという意味になります。
昔のトラウマのせいで彼女は変な行動を取ってしまう。
play devil's advocate
反論役をするという意味ですが、この表現はキリスト教に由来しているので、詳細は以下で確認しましょう。
a devil's advocate は、直訳すれば「悪魔を擁護する人」となります。
これはもともと、キリスト教に由来する言葉です。
キリスト教では、生前に信仰の模範となるにふさわしい信者を、死後に聖人の地位にあげる列聖を行います。
列聖されるまでの審査は厳しく、死後数十年から、数百年かかる場合もあります。
審査の過程では、厳格な調査を行うために、列聖候補者に対してわざと反対意見を述べる検事がおり、 devil's advocate と呼ばれます。このことから、多数派の意見の正当性を十分に確認するため、または議論を引き起こすために、あえて反対意見を述べる人のことも指すようになりました。
To play devil's advocate とは、このような議論を面白くするため、あえて反論を行う役を演じることを意味します。
生徒達が興味深い協議が出来るように、そして色々な視点で物を考えられるようにと校長先生はよく反論役をしていた。
幼い頃からこうやって相手の意見を考慮しながら議論していく術を身につけていきます
まとめ
ハロウィンの時期にぴったりなイディオムを16選ご紹介しましたが、如何でしたか。
イディオムは数が兎に角多いです。そして日本の学校で全てを習うわけでもないので一度に全部を覚えるのはほぼ不可能です。
でもネイティブは本当に良く使います。その為、何かに関連づけながら少しずつ覚えていくのがオススメです。
次回はサンクスギビング(Thanksgiving)にちなんだイディオムを取り上げようかな。(一ヶ月後くらいに・・😊)
以上、【英語】ハロウィンの時期に覚えたいイディオム16選☆以外と知らないぞ!でした。
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