こんにちは。バイリンガルママのSofiaです。
絵本で英語を学ぼうシリーズ8回目は、シリーズ6回目でご紹介した大人気絵本”Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?” のスピン絵本です。
→絵本で英語を学ぼう⑥Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? 定番中の定番!
Brown Bearでは動物の名前以外は同じ表現が使われているのですが、こちらはもう少し英語表現にもひねりがきいてます。登場する動物は現在、絶滅の危機にある動物ばかりです。
早速見ていきましょう。
Panda Bear, Panda Bear, What Do You See? 基本情報
Panda Bear, Panda Bear, What Do You See? (Brown Bear and Friends)
Brown Bear同様ストーリー展開がある絵本ではありませんが、絶滅危惧種である動物たちが登場するので彼らの名前を自然と知ることができます。
英単語と表現
動物
panda bear: パンダ
bald eagle: ハクトウワシ(頭から肩にかけて美しい白羽におおわれる鷲でアメリカの国章に使われている)
water buffalo: 水牛
spider monkey: クモザル
green sea turtle: アオウミガメ
macaroni penguin: マカロニペンギン
sea lion: アシカ
red wolf: 北米南西部に生息する赤みがかった灰色狼
whooping crane: アメリカシロヅル (whoopは喜びを表す「うわ!お!」、craneは鶴)
black panther: 黒ヒョウ
動詞
soar: 高く舞い上がる
charge: 突進する
swing: ぶら下がってぶらぶらする
swim: 泳ぐ
strut: 堂々と歩く、気取って歩く(ペンギンの歩き方が胸を張っているように見えるため)
splash: 水をはねる、パシャパシャする
sneak: こっそり、こそこそ歩く
fly: 飛ぶ
stroll: ぶらぶら歩く
絵本のイメージ
※絵の雰囲気や文字数など、絵本のイメージをつかんで下さいね^^
〇イメージ1
〇イメージ2
絵本の楽しみポイント
色と動物と動物が動いている様子を表わす動詞以外は全て同じ文章が続きますので、まだ話せない乳児から話し始めた幼児への読み聞かせにぴったりです。
(下線の動詞部分がBrown Bearでは全て同じでした)
I see xxxx yyyying by me. ⇒僕の横をyyyyしているxxxが見えるよ。
こちらは、Brown Bearと比べると登場する動物達の名前に少し馴染みがないかもしれません。そして動物が動いている様子を表わす動詞を知らない親御さんもいるようです。そん時は上の「英単語と表現」を確認してくださいね。
ただ、大人は「知らないな、この単語」と思うかもしれませんが、子供は絵を見て動物と動詞の意味を把握するので余り気にしなくても大丈夫です。子供は柔軟ですからね^^
また、この絵本では絶滅の危機にある動物が取り上げられているため、自宅だけでなく教育現場でも動物保護や自然保護の意識を高めるために使うことができます。
海外ではこの絵本を読んだ後、子供達と「どうして絶滅の危機にあるのかな?どうしたら危機から救えると思う?」と話し合われているようです。
die out(滅びる)という単語を使って説明したのですが、暫く考えた後に「恐竜みたいに?」と聞いてきたので、「そうそう!」と答えました。 「絶滅する」の説明が大変で、「なぜ絶滅するのか」までは話せませんでしたが、「我々がそういう動物を保護しないとね=we need to protect them」というと「Where?どこで?」と聞いてきたので「・・like ..in a park. 公園で」と答えておきました。余談ですが、parkは日本では公園を指しますが、英語だともう少し広い空間をイメージします。例えばnational park(国立公園)のようにひろ~い場所を指す感じです。遊具のある公園はplay groundと言います。
絵本記載の絶滅危惧種に関するメモから
世界中で5000種もの動物が絶滅の危機にあります。彼らを保護するために世界中に3500以上もの保護区が用意されています。この絵本では10の絶滅危惧種を取り上げています。彼らを助けるために「保護」という観念と言葉を広めましょう。
safeguard: 保護する
feature: 取り上げる、特集する
wildlife refuge: 禁猟区(wildlilfeは野生動物、refugeは避難所を意味します)
reserve: 特別保護地区
conservation: 保護
まとめ
絵本で英語を学ぼうシリーズ7回目は、"Panda Bear, Panda Bear, What Do You See?"を取り上げました。
Brown Bearより若干英単語が難しいですが、文章自体は簡単なので単語の意味さえ分かってしまえば問題なくスラスラ読めます。もしお子様がBrown Bearの絵本を気に入ったのなら、次の段階として取り入れてみてください。
そして、大人にとっては英単語が少し難しく感じるかもしれませんが、英語に対してマッサラな状態の子供にとってはBrown BearもPanda Bearもさして難しさは変わりません。
ネイティブの子供たちが英単語のボキャブラリーを増やすのは、こういった絵本を小さい時から数多く読んで英単語に触れているからです。もし「子供をバイリンガルにしたいな」と思われているのであれば、是非チャレンジしてみてくださいね☆
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