当記事では、ナイトメアビフォアクリスマスの英語絵本”The Night before Christmas”をご紹介します。
絵本で英語を学ぼうシリーズ21回目は、大ヒット映画にもなったティムバートン(Tim Burton)の”The Nightmare before Christmas”という絵本です。
早速見ていきましょう。
ナイトメア・ビフォア・クリスマスの英語絵本について
The Nightmare Before Christmas: 20th Anniversary Edition
発売日:2013/8
Tim Burton (著/イラスト)
ナイトメア・ビフォア・クリスマス英語表現
Nightmare:悪夢
bat bow tie: コウモリの蝶ネクタイ(ハロウィンなのでコウモリが付いているのですね)
goes bump: go bumpでぶつかってゴンと音がすること。 goose bumpは鳥肌のこと。ここでは鳥肌が立つのgoose bumpとかけて言葉遊びをしています
leering : leerは視線を送る、流し目をする。
whimpering: 犬がクンクンと言うこと。子供がめそめそ泣くこと。
spectral: お化けの
dismay: 落胆、失望
in awe: 畏敬の念を抱いて、ビックリして、
transfixed: 釘付けになる
entranced: うっとりとして(entranceは名詞で入口という意味。ここでは動詞のうっとりさせるという意味。アクセントはeではなく後ろのaに)
flurry: 少しだけ振る雪
immersed: immerseで浸すという意味。ここでは「光に包まれて」という意味。
peers: 同僚、同期、仲間
outraged by injustice: 不公平(injustice)に憤りを感じて(outraged)
din: 騒音
disguise: 変装、扮装
petite: 小さな(フランス語。ペティートでアクセントは「ティー」の部分。欧米人はちょくちょくフランス語を会話に取り入れます。ちょっとスノッブな感じ😊)
shoved into a sack: 袋(sack)にぐいっと入れる(shoveはグイッと押し込む感じ)
coffin:棺
creak doors: ドアをキーッと開ける
macabre: ゾッとする、恐ろしい(フランス語。マカーブラーでアクセントは「カー」の部分)
hitched to: ~にくっつける(スラングで get hitched to=get married to 結婚するの意味)
St. Nick.:サンタクロース(詳細は下でソフィアが説明します↓)
with your nose so bright, won't you guide my sleigh tonight?: 真っ赤なお鼻のトナカイさん(Rudolf the Red Nose Reindeer)の歌詞そのままですね^^
skeletal sleigh: 骸骨のそり
cackled: 高い声で笑うこと(魔女が笑うときcackleを使います)
't: It
all nestled so snug: ぬくぬくと気持ちよく横になる、眠る
cast an eerie pall: cast a pall で黒い影を落とす、eerieは薄気味悪い→→薄気味悪い陰が街を覆う
groans: うめき声
chattering bones: chatterはおしゃべりをするという意味、chattering bonesはカチャカチャ鳴る骨
crypt: 穴、地下室
Gumby and Pokey: アメリカのテレビ番組で登場する粘土の人形(以下のTwitter参照)
tentacle tracks: tentacleは昆虫の触角、触毛、それが付いたおもちゃのトラックのこと(ハロウィン風なイラストにご注目)
ghoulish puppet wielding an ax: ghoulishは残忍な、wieldは道具や武器を使う→→斧を持った残忍なパペット(こちらもイラストにご注目
wreath: リース、花輪(リーズと読み最後はthの発音です)
commotion: 騒動
amidst: ~の間に(=among)
the barrage of artillery fire: barrageは集中砲火。artilleryは大砲・ミサイル→→ミサイルの集中砲火
thistle: アザミ(紫の小さな花)
slumped: 下降する、落込む(スランプに陥るのスランプ)
crumpled: くしゃくしゃ、しわしわになって
wreaking such havoc: 大混乱(havoc)を引き起こす(wreak)
St. Nickは聖ニコラス(Saint Nicholas)のこと。 それを略してSt. Nick.といいます。
他にもSanta, Santa Claus(これはオランダ語のジンタークラースが訛ったと言われています), Kriss Kringle(ドイツ語のKristkindの英語読み), Father Christmas(イギリス・オーストラリア・ニュージーランドでの呼び方)と言われます。(全部で6つの表現をご紹介しました^^)
色々と呼び名はありますがサンタクロースの元になったのは前述の聖ニコラス。彼は4世紀頃実在したミュラの司教(現在のトルコ)でした。彼は常に子供達や貧しい人を保護してきたので「子どもの守護聖人」と言われています。娘を売らなければならなくなった貧しい家族を哀れに思い、聖ニコラスは夜中その家に金貨を投げ入れます。丁度その時暖炉に掛けられていた靴下に金貨が入ったことから、暖炉に靴下を掛ける習慣が始まったと言われています。
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— 💖Stephanie Howarth (@howarths63) November 19, 2019
ナイトメア・ビフォア・クリスマス英語絵本のイメージ
※絵の雰囲気や文字数など、絵本のイメージをつかんで下さいね^^
〇イメージ
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映画にもなったナイトメアビフォークリスマスの絵本
あの世界観が好きな方にお勧めの1冊
インテリアとして飾っても◯
家の子は怖がりなので映画はまだですが絵本は喜んで聞いています⭐️
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— バイリンガルママ♡ソフィア (@bilingualmamayo) November 12, 2019
ナイトメア・ビフォア・クリスマス英語絵本の楽しみポイント
何と言ってもティムバートンの繊細で美しいイラストを愛でながら韻を踏んだきれいな英語を楽しめます。但し、映画に慣れ親しんでいる方からするとストーリがかなり短いと感じるかもしれません。サリーやブギーも絵本には登場しません。ナイトメア・ビフォ-・クリスマスのコアエッセンスがぎゅっと詰まった絵本です。
しかしその分、小さな子供達も楽しめる内容となっています。未就学生だとナイトメア・ビフォ-・クリスマスの映画は怖がってしまい最後まで視聴できない可能性が高いですが絵本なら大丈夫。我が家の年少さんも普段は恐がりですが、この絵本は最後まで楽しめました^^
今までご紹介した絵本の中で一番英語力を必要とします。英語圏の大人も楽しめるようにと作られているので少し難しく感じるかもしれませんが、上記の単語帳も参考にしながら是非トライしてみて下さい。日本語版も出ているので、両方を読み比べてみるのも楽しいですね。
ナイトメア・ビフォア・クリスマス英語絵本を読んでみよう
絵本で英語を学ぼうシリーズ21回目は、"The Nightmare before Christmas"を取り上げました。
ナイトメアビフォアクリスマスだけでなく、シザーハンド、チャーリーとチョコレート工場、アリスインワンダーランド、ダンボ等多くの映画監督もされているティムバートン。映画とはひと味違った絵本で、ティムバートンの世界を堪能して下さいね。
また、クリスマスはハッピーな絵本が多いですがウィットに富んだこちらの絵本は大人も楽しめます。英語の勉強にもなりますし何よりイラストがきれいなのでインテリアとして飾っておいても良いですね。ナイトメア・ビフォ-・クリスマス好きのご家族、恋人や友人へのプレゼントにもオススメです。
是非この機会にお手にとってクリスマスとハロウィンの両方を楽しんで下さいね。
●英語版●