おうち英語でフォニックス!?意味とメリットとデメリットまとめ

 

おうち英語にフォニックスを取り入れることで、子供達の英語力は飛躍的に伸びます。

 

そこで当記事は、「フォニックスって何?」と「フォニックスを学ぶメリットとデメリット」をご説明しますね。

 

筆者のソフィアは、海外のモンテッソーリ教員免許ホルダー。つまりフォニックスを教えることを体系的に学んでおり、自宅で子供にフォニックスを教えています
この記事で分かること

・おうち英語のフォニックス

・フォニックスで具体的に習う事

・フォニックスのメリット

・フォニックスのデメリット

早速ご紹介します。

おうち英語のフォニックス【フォニックスって何?】

まずは、おうち英語にフォニックスを取り入れるメリットやデメリットの前に、簡単にフォニックスの意味を確認しましょう。

フォニックスって何?とは

「フォニックスって何?」という方のために、フォニックスの意味をご紹介します。

 

フォニックス(Phonics)とは、英語の文字(アルファベット)と発音を結びつけるルールです。

 

「え???意味わからないんだけど・・」と思われました?

 

日本語は、ひらがなの名前読み方同じなのでイメージが付きにくいかもしれませんね。

 

ひらがなの「あ」の読み方は「あ」であり、文字の名前も「あ」です。

しかも「あ」の前後にどんな文字(ひらがな)がきても、「あ」という読み方は変わりません。

 

でも、英語は違うのです!!

 

◎Aaの例◎

”A”という文字(アルファベット)を例にとりましょう。

このアルファベットの名前は エィですね。(わかりやすいようにカタカナで書きます)

しかし、単語の中で使われると、その読み方は変わります。

 

Aa の例

例① Apple>>アーポー (Aの読み方は、アーですね)

例② Wash>>ウォッシュ (aの読み方は、ォッですね)

例③ Bake>>ベイク (aの読み方は、エイですね。でも初めのBの音と混ざって、ベイとなります)

 

このように、同じ文字(アルファベット)であっても、単語の何番目に使われるか、前後のアルファベットが何であるかによって、読み方が違うのです!!

 

ええええ???

ややこしいですよね・・・

 

このややこしい英語の文字(アルファベット)と発音を結びつけるルールを学ぶのがフォニックスです。(70%の英単語を読めるようになると言われています)

 

フォニックスは、ネイティブの幼稚園や小学校でも取り入れられている教授法です。(国や地域によって、フォニックスの中でも流派的なものがありますが、細かいことは気にしなくてよいです)

 

フォニックスって何?フォニックスの意味は?という方に一番大事なのは、次の一文です。

 

フォニックスは英語の「文字」と「発音」を結びつけるルールである

では、フォニックスを学ぶ大切さは何でしょうか。

おうち英語でフォニックスを学ぶメリット3つ

おうち英語でフォニックスを学ぶ3つのメリットをご紹介します。

フォニックスで英単語が読めるように!

前述したように、英語を読むためには、英語の綴りと音のルールを知る必要(=フォニックス)があります。

その為、フォニックスを身に付けると、必然的にスラスラと英語が読めるようになります。

 

子供達は、はじめ、どこの国でもアルファベットを覚えます。(日本人の子供がひらがなを覚えるように)

その次に、フォニックスを学ぶことで英単語が読みやすくなるのです。

 

でも・・学校ではフォニックスを学ばなかったけど、英語を読めるようになったよ、と日本人なら思いますよね。

 

その通りです。しかし、ある程度成長した大人なら、習ったことをそのまま覚える、綴りの中に自分で規則性を見つける、ということが出来ますが、

子供達にはそれは容易ではありません。

 

しかも、外国人である日本人の子供にとっては尚更、大変です。

 

そこで、外国人の子供(大人も)学ぶのがフォニックスという訳です。

ちなみに、ネイティブの幼稚園生や小学校もフォニックスを学びます。

 

赤ちゃんの頃は必要がないですが、子供達も成長するに従い文字に興味を持ってきます。

今まで聞いて知っている単語を文字にしたいという欲求は、日本語でも英語でも一緒です。

 

 

子供達のこの「読みたい!」気持ちをかなえるのが、フォニックスなのです!

 

おうち英語にフォニックスを取り入れれば、子供が自分で英語に触れる機会が増えていきます。

そして、読書好きの子なら趣味の時間が英語の時間になるわけです!

つまり、親が放っておいてもおうち英語が成功する確率がぐーんと上がります♪

 

また、読書が特別好きな子でなくても、英語を読むことができると単語力も読解力もアップ間違いなしです。

 

 

 

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フォニックスで英単語を正しくスペリングできるように!

英単語を正しくスペリングするのって、結構難しいのです。

何故なら、上述したようにひらがなと違って、英語では聞いた音をそのまま文字(アルファベット)にできないからです。

 

その理由を覚えてますか?

 

アルファベットの名前と発音が一致しないからです。

 

どういうことかというと、

CAKE(ケーキ)を例にとりましょう。

ケーキと聞いたら、日本人の子供(幼稚園生と仮定)なら、ひらがなで「けき」「けえき」「けーき」のいずれかを書けるでしょう。

 

何故なら、日本語だと聞いた音と、自分の知っているひらがなを組み合わせることが出来るからです。

 

しかし英語だとどうでしょうか。

 

CAKEは ケェィク という発音になります。

 

これを聞いて、パッと英語で綴りが分かる幼児は、ネイティブでもあまりいないでしょう。

 

何故なら、ケェィク という音とアルファベットの名前が一致しないからです。

 

その為に、ネイティブの子供達は、まず聞いた音を分解して、綴りにしていくのです。

その時、音を分解する、綴りにするためのルールもフォニックスなのです。

 

この場合でいうと、

Cakeという英単語を聞いた子供の頭の中

①ケェィク は、ク エイ ク の3つの音から成り立っているな

②クは C か K だ

③エイは・・・ 確かAが、英単語の真ん中にきて、最後にE(サイレントE)があると、エイと読めたな・・

④クは C か K だよな・・

⑤じゃ、CACE か KACE か CAKE か CACEかな・・・

こんな感じで頭の中で音を分解して、英語の綴りにするのです。

CAKEを書くのって、こんなに大変なの???
そうなので、結構大変なのです!!!
勿論、子供はすぐに覚えるので、CAKEが正しいと一度知ってしまえば、大好きなケーキの綴りはすぐに覚えるでしょう。
しかし、初めて聞いた単語を英語で正しくスペル(綴る)のは、日本語の「ひらがな」よりずっと大変なのです!

 

 

何となく、イメージがつかめてきたでしょうか???

 

フォニックスで英単語を正しく発音できるように!

最後は、英単語の発音についてです。

 

フォニックスを学ぶと英語の発音がきれいになると言われます。

その理由は、大きく以下2つ。

フォニックスを学ぶと発音が良くなる理由

①文字と発音に焦点を当てて学ぶので、LとR 等の違いを理解しやすい

②単語の中の音に集中して聞き取るようになるので、英語耳が発達しやすい

ここまで読んでくると、フォニックスを学ばない理由が見つからないですね!そうなの!

そうなの!でもデメリットも一つお伝えするね

フォニックスを学ぶデメリット

フォニックスを学ぶメリットは多いのですが、最後に一つデメリットをお伝えしておきます。

それは、意味が分からない英語もスラスラ読めるようになることです!!

 

つまり、英語の文字と発音のルールを知ることで、英単語をどんどん読めるようになります。

しかし、その英単語の意味が実際に分かっているかというとそれは微妙です

 

その為、英語が読めているから当然意味も分かっているのだろうと思っていたら、全然意味を理解していなかったという事態に陥る可能性もあるので、ご注意くださいね♪

 

 

おうち英語のフォニックス!まとめ

さあ、記事を読み始めるまでは「フォニックスって何?フォニックスの意味は?」と思われていた方も大分理解が深まったのではないでしょうか。

ここまでの内容をまとめてみましょう。

 

◎フォニックスって何?フォニックスの意味◎

フォニックスとは英語の文字(アルファベット)と発音の関係を学ぶルールである

 

◎おうち英語でフォニックスを学ぶメリット◎

・子供が英語に触れる時間が長くなる

・子供の英単語力や読解力が飛躍的に伸びる

・子供の趣味の時間が英語の時間になる

 

◎フォニックスを学ぶメリット3つ◎

・英単語を正しく読めるようになる

・英単語を正しくスペリング出来るようになる

・英単語を正しく発音できるようになる

 

◎フォニックスを学ぶデメリット◎

・英単語の意味が分からなくてもスラスラ読めるようになる

 

次回は、フォニックスを自宅で学習する具体的な方法をご紹介します>>>動画付)ジョリーフォニックスを自宅で学ぼう【無料教材でフォニックスを習得】

 

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